信越トレイルNo.2

信越トレイルのNo.2引き続き書いていきます。

何故、防水ソックスが必要なのか?
それは、まず 雨天対策。地域の特性か、季節がらかは存じ上げあげませが、まず通常の天気予報は50%の確率でしょうか、晴れマークが出ても雨が降りました。それも山の特性なのか、何なのかはわかりませが本当に予報は外れました。そして次に汗。雨で靴が濡れなくても、1日中歩き続けた靴下は案外湿っていて、テントの中で乾かした程度では乾かず、翌日は新しい靴下をはくか、湿った靴下をはくかの二択になります。新しい靴下をはくには、湿った靴下をザックの中に入れ、到着したら又テント内で干すの繰り返しになります。替えの靴下を泊数分なんてのも有りですが、前文にもある荷物の軽減から遠のきます。登山用ソックスは厚手で嵩張るので極力少ない方が良いのでは・・。
そして次に雨対策と重複する部分があるのですが、トレイルルート上には晴れていても水溜まりや泥濘があるのですが、この泥濘はまたいで通れるような所ではないため、当然靴は泥まみれになります。ゴアッテクス加工が施されていても、結構中に浸透してきます。重いザックを背負って、クタクタに疲れた身体で、足場の悪い所を軽快に通過するのは、ほとんど無理。
私の場合は靴下がびちょびちょと言っていいくらい濡れました。当然1日では乾かず、2日目も乾かず、挙げ句の果てには、3日目でも湿ってる始末。何故、こうして乾かす事ができないのか?何点か理由があります。まず天候、そして太陽の出てる時間に干せない事です。
信越トレイルでは1日の行動時間が10時間を越える時も有り、テントサイトに着いたら日が落ちてたなんて事もあります。これは靴下だけに限らず他の事にもあてはまりますが・・。テントのフライシートなんかは帰るまで乾く事がなかったです。これも余談ですが、案外この濡れたフライシートも重みが増すんですよ。そんなこんなで靴下話も長くなりましたが、依って防水ソックスはあったほうが良かったです。以外と高いんです 防水ソックス。こういうのって、けちったら駄目なんですね。かなり後悔しました。ちなみにですが靴下は登山用の厚手の靴下が良いですよ。薄手だと靴擦れおこします。
中厚手の靴下でも靴擦れ起こして、長い下りを後ろ向きで下りてきました。
細かい注意点挙げたら、切りがないので後は実際行ってみて体感した方が為になります。
何でもかんでも構えて行ってしまうと、楽しい事も楽しく思えない なんて事も起こり得る様な気がします。特にこういった自然相手だと余計に感じるかも。必要最低限の事はガイドブックにも載ってますし、後は工夫と経験。そして80km歩いて踏破するんだ!というメンタル面が全行程踏破に繋がるのではないのでしょうか。
この行程は決して楽ではありません。でも挑戦する価値は十分あります。標高の高い山ではないので、抜ける様な景観は楽しめませんが、信越トレイルだから見れる景観やボイントは数多く存在します。
最後のゴールの瞬間と下界に下りてからの温泉&ビールは本当に格別です。5日の休みが取れる方は是非挑戦してもらいものです。

P.S. テントサイトによってはビールが置いてある所もあります。が、しかし あまり遅くに着くと売り切れになります。
4日間 飲料水は水だけだとしんどいです。
ビールポイント2ヶ所とも売り切れって・・。